MolSketch に,OCR機能を追加しました。
構造式の画像をアップロードするだけで,自動的に編集可能な構造式として読み込めます。論文やノートの構造式をそのまま取り込んで,編集や書き出しに活用できます。
OCR機能とは
OCR(Optical Character Recognition)は,画像から情報を読み取る技術です。MolSketch の OCR 機能では,画像に含まれる化学構造式を認識して,編集可能なデータとして取り込めます。
これまで「論文の PDF に載っている構造式をそのまま編集したい」「ノートに手書きした構造式をデジタル化したい」といった場面では,構造式を一から描き直す必要がありました。OCR 機能を使えば,その手間を大幅に省けます。
使い方
アップロードエリアから読み込む
- 画面左の「自動生成」メニューを開きます
- 「画像をアップロード」エリアに画像をドロップするか,クリックしてファイルを選択します
- 解析が終わると,構造式のプレビューが表示されます
- 「適用」をクリックすると,キャンバスに構造式が追加されます
キャンバスに直接ドロップ
キャンバスに直接画像をドロップすることでも,同じように読み取りを開始できます。
対応している画像形式
- PNG
- JPEG
- WebP
- HEIC / HEIF(iPhone などで撮影した写真)
手書きの構造式にも対応
印刷された構造式だけでなく,手書きの構造式の読み取りにも対応しています。
ノートに描いた構造式を写真に撮ってアップロードするだけで,デジタルデータとして取り込めます。授業のノートや研究用メモの構造式を,すばやくエディタに取り込みたいときに便利です。
認識の精度について
- 構造式が鮮明に写っているほど,認識精度が上がります
- 印刷された構造式は比較的高い精度で認識できます
- 複雑な構造や手書きのものは,認識結果を確認してから適用することをおすすめします
- 認識後は通常の構造式と同様に編集できるため,細かい修正も簡単です
注意事項
- 画像のサイズは 2MB 以下にしてください
- 1分間に利用できるリクエスト数に上限があります(無料サービスのため)
- 認識が難しい場合は,トリミングや明るさ調整をしてから再試行すると改善することがあります
活用例
論文・教科書の構造式を取り込む
論文や教科書の PDF スクリーンショットから構造式を読み取り,そのまま編集・エクスポートできます。
手書きノートをデジタル化する
授業や研究のメモに描いた手書き構造式を写真に撮ってアップロードするだけで,デジタルデータとして取り込めます。
まとめ
OCR機能の追加で,MolSketch で既存の構造式の画像を素早くデジタル化できるようになりました。
- 画像をアップロードするだけで編集可能な構造式に変換
- 手書き・印刷どちらにも対応
- PNG / JPEG / WebP / HEIC に対応
- キャンバスへのドラッグ&ドロップにも対応
実際に操作してみてください。
